どんどん売上が落ちる絶対的な理由!!

自分の事業の売上が落ちている時は焦ります。
「来月はもっと下がるのではないか?」
「もっと従業員に喝をいれなければならない!!」
しかし、売上が下がっている時こそ
冷静に「なぜ、売上が落ちていくのか?」と分析しなければいけません。
上がる場合は様々な理由がありますが
下がる理由はたった一つです。
今日はそんな「売上が下がる理由」について話していきます。
売上がどんどん落ちる一番の理由
なぜ「売上が落ちるのか?」
それは、顧客離脱数が顧客増加数よりも多いからです。
これを、さらに紐解きましょう。
なぜ、顧客離脱数が顧客増加数よりも多いのか?
それは、リピートされる仕組みが作られていないからです。
新規のお客様に自社の商品を販売するコストは
既存のお客様に自社の商品を販売するコストの5倍と言われています。
つまり、一度来てくださったお客様をリピーターに変えられないと
5倍も広告宣伝コストが押し寄せてきます。
その結果、新規のお客様を集めるエネルギーも
既存のお客様を大切にしていくエネルギーも失われていき
事業は衰退していきます。
逆に一度来られたお客様をリピーターに変えることが出来れば
広告宣伝コストはどんどん低くなり、既存顧客の満足度アップにお金を回して
さらに客単価をあげられるという良いサイクルが生まれてきます。
でも、そんな簡単にリピーターに何かなるわけがない。
この記事を読んだ方の多くがそう思われると思います。
実は一度来られたお客様を
リピーターにするにはある一つの施策を打つだけなのです。
それは「お客様のリスト化」さらに言えば、一度来たお客様を覚えることです。
売上が落ちる理由を無くす! ~お客様は覚えられるとリピーター化する~
私の住んでいる地域にラーメン屋があります。
その、ラーメン屋はユニークで
誕生日になると自宅に「お誕生日おめでとうございます!」のメッセージ付きで
お店のDMが自宅に届きます。
宣伝ではありますが
受け取った側は「誕生日を覚えてくれたんだ!」とうれしい気持ちになります。
そして、「またお店に行ってみようかな」という気持ちにさせてくれます。
この話の大事な所は二つあります。
まず、一つ目がお店側が
お客様のパーソナルな情報をしっかり把握することの大切さです。
誕生日という所がまたうまいですね。
社会人もなると祝われなくなりますから、営業目的でもうれしいものです笑
そして、一番大事なのが「お客様の情報をリストにしていること」です。
先ほどのラーメン屋の話を聞いて
「なんで、お店がその人の誕生日を知っているのだろう?」と
疑問を持てた人は勘が鋭く、ナイスです。
先ほどのラーメン屋はアンケート記入により
私の誕生日の情報を手に入れました。
さらに、アンケートには記入すると
確かお会計からちょっと引いてくれる特典もありました。
それだけ顧客情報、そして顧客との関係を大事にしているということです。
そのラーメン屋は平日、休日ともに繁盛しています。
売上が落ちる理由を無くすために最も大切なこと
どんな美味しいラーメンを食べても、店員の態度が悪ければ
二度とそのお店には行かないでしょう。
これは、直接面と向かい合わない商売でも同じです。
むしろ、ネット越しの方がより大事です。
売上がどんどん落ちている時は毎月のお金の計算に追われて
目の前のお客様を大切にできていない時が多いです。
売上が落ちている時こそ、焦らず
初心にかえって「自分がなぜこのお店を始めたのか?」という原点に戻ってみましょう。
そこに答えがきっとあります。